風呂キャンセル界隈
2024年にやたらと耳にした「風呂キャンセル界隈」

若者に限らず、この言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか
風呂キャンセル界隈とは、お風呂に入るのがめんどくさいから入らない!風呂はキャンセルします!という人々のことらしい
面白いことに、この言葉Wikipediaに載っているんですね笑
Wikipediaでは脳科学者やら臨床心理士による風呂をキャンセルする人の心理が書いてあって、なかなか興味深い
「日本の文化風土として、毎日お風呂に入ることが当たり前のような考えがあり、“入らない=ちょっと悪いこと”という意識があった。そんな中、SNSで『お風呂に入ってない』という声があがり、“私もそうなんだ”とカミングアウトする快感や安心感から、みんなが手をあげて盛り上がってきた構図だ」
風呂キャンセル界隈の人たちに共通する特徴は、「風呂」へのハードルが高いところであり、お風呂のどの工程が最も「嫌」であるかを考え、その嫌ポイントに対処が必要であるとする。精神論ではなく、モノの配置やサービス、機械を用いることが大切であると指摘する
引用:Wikipedia
こんなくそ真面目に考えたことなかったのでなかなか新鮮です笑
色々な界隈
そのそも界隈とは
- そこ近辺
- そのあたり一帯
- 近所や付近
- コミュニティ全体
などの意味で使われます
風呂キャンセル界隈に限らず、最近は色々な「界隈」があるらしい
なんとなく想像できるものもあれば、伊能忠敬界隈ってなんだよってものもありますね笑
どうもこれは歩くのが好きな人のことらしい
この言葉を言いたいがために散歩に出かけようかと思ってしまうレベルのキーワードですね

外出するのすらめんどくさい「外出キャンセル界隈」
最近ネットニュースで目にしたのが、「外出キャンセル界隈」
もはや外出すらしたくないということらしいです
とはいえ、コロナ禍で仕事によっては在宅で十分に仕事が可能であることがわかってしまって、煩わしい人間関係に振り回されずにストレスが減った人が多いのも事実
行きたくもない会社の飲み会ほど苦痛なものはないですからね

上司のグラスを常に気にして声をかけ、料理を頼むにしたって自分の好きなものが頼めるわけでもなく
気を遣いながらなんとかありついた唐揚げはすでに冷めていて
先輩のつまらない冗談に愛想笑い
無理やり2件目に付き合わされて帰る頃にはもうクタクタ
もはや、こんな日はまさしく風呂キャンセル界隈になるわけで
在宅で仕事したくなる気持ちがわかりますね
「外出キャンセル界隈」は仕事どころか家族との外出もほとんどしないそう
出かけるのは月に1回程度
子供が公園行きたいとか言えば重い腰を上げて「頑張る」のだとか
仕事もリモート、病院もオンラインで診察を受けられて買い物はネットで済ませられるし、なんなら友達や遠く離れた故郷の親ともオンラインで元気な顔を見せることができるんですから
便利な世の中といえばそうなのかもしれません
自分はなに界隈だろう?
ちょっと考えてみたんですよ、自分はなに界隈になるのかなって
- 外出はあまりしないけど、どちらかというと出かけるのは好きだから外出キャンセル界隈ではない
- よっぽどベロンベロンに酔っ払わない限りは風呂に入らないと気が済まない
- 歩くの基本的にあまり好きじゃない、というか田舎なので車でどこでも行くから歩く機会がない
う〜ん、ペットも今はいないしアニメも詳しくないし、片目隠して写真撮るほど若くないし…
強いていうなら
「お気持ちお察ししますよ界隈」ですかね笑
お風呂がめんどくさい気持ち、めっちゃわかります
ただでさえ寒いのに裸になるなんて辛いですし、一日くらい入らなくっても死にはしない
ぐだぐだテレビ見てスマホいじって動画見てたら眠くなっちゃいますもんね
「お気持ちお察しします」
外出がめんどくさい気持ち、めちゃくちゃわかりますよ
まず出かける支度をするところからしてめんどくさい!
家にいれば暖かいですし、ヨギボーが出かけるなって誘惑してきますからね
それに外はコロナやらインフルやら流行ってて出かける方が危険ですし
「お気持ちお察しします」
伊能忠敬界隈?
誰が考えたんですかね、この言葉
センスの塊ですか?
言葉の面白さが先行して、本来の意味が入ってきませんが
「お気持ちお察しします」
と、まぁこんな具合になんとなく界隈さんの気持ちがわからなくはないです
次はどんな面白い言葉を生み出してくれるのか、若者たちはいつも可能性にあふれているので楽しみですね
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