少しの睡眠が効率アップにつながる!?
教育の場や会社によっては短時間の睡眠が効率アップにつながることを理由に昼寝を推奨していることもあるようです
なんでも眠気を我慢して無理に頑張るよりかは、短時間(10〜20分程度)の仮眠をとった方が仕事の効率や質が向上するのだとか
確かに、眠いのを我慢して頑張って仕事しても、あとで見返すとろくな内容になっていないことはあります
それは勉強でも同じこと
眠気を我慢して我慢して頑張って教科書を読んでも、全く文章の意味が頭に入ってこず、たった1文がいつまでたっても読み進まないなんて事ありませんか?

わたし自身、30代で看護学校に通った経験がありその時に睡眠がいかに大事か経験した記憶があります
一夜漬けの意味のなさ
よくテスト前日に寝ないで勉強する、いわゆる「一夜漬け」をしてテストに挑む人がいます
記憶力のいい人は案外乗り切れる人もいるようですが、わたしは一夜漬け全然ダメです
眠くて眠くて現実と夢の間を行ったり来たりしながら勉強して、気づいたら外が明るくなっている
ぼーっとした頭で大切な試験に臨むも、問題読んでいるだけで睡魔が襲ってきて結局赤点ギリギリ
どうにかテストは通過したものの、その後残っているのは睡魔と戦った記憶だけという笑
頑張って覚えたはずの知識は全く頭に残っていない、これって本末転倒ですよね
看護学校の勉強
看護学校の勉強って一つひとつ大切にやっていかないと実務に直結するようなことばかりなので、結局就職してから学校で習ったはずの勉強を調べ直すハメになることばかりです
看護学校に行ったことがある方はわかると思いますが関連図というものを書いて患者さんの全体像を把握する、というものがあるのですが、関連図を見てわかるのが色々な事は全て繋がっているということ
要は、一つひとつの知識を他のことと関連づけて考えないと患者さんのことも疾患のことも把握できないよ、ってことです
当然のことながら、看護の勉強は人体の解剖生理から様々な疾患、フィジカル、公衆衛生、ヘルスプロモーション、生命倫理、薬学、公衆衛生、、、、、とても書ききれないくらい学習科目が多いです
学習科目が多いということは、当然テストも山のようにあって「またテストですか?」って年中思っていた記憶があります
その一つ一つの知識を総動員して仕事に活かしているわけで、雑に勉強していると後からかなり苦労することになります
ある時気づいた効率のいい勉強方法とは
それは、冒頭でもお話しした「仮眠をとること」でした
わたしは社会人から看護学校に通ったので、学費は自分で出していました
そのため、日夜働きながら学校に通っていたので本当に時間がなく、ロングスリーパーな私にはなかなか辛かったです
でも、どんなに眠くても鬼のようなテスト攻めはやってきます
学生の頃から勉強は全然得意でなくて、むしろ赤点ばかり取っていました
覚えることが元々とても苦手で、科目の多さ・テストの多さに「なんで看護師になろうなんて思ってしまったんだ」と後悔するほどでした
でもやると決めたのは自分なんだからやるしかないので必死に覚えようとします
が、眠気に勝てず、全く頭に入ってこない泣
で、ある時ふと思ったんですよ
「眠いなら寝てしまえ」と笑

当然、テストもあるし布団に入って朝まで寝るわけにはいかないので15分のアラームをかけて仮眠をとりました
すると、頭はスッキリするし、集中力は上がるし、一番驚いたのは仮眠をとる前に勉強したことをよく覚えていたことでした
睡眠は「記憶を整理する」と言いますが、これもその影響なのでしょうか
もちろん、夜しっかりと睡眠時間をとらないと記憶の定着はしにくいようですが
ちなみに、大抵15分程度寝ると頭がスッキリしていることが多かったですが、それでも眠気がおさまらない時はさらに15分寝るようにしていました
看護学校時代、忙しい合間をぬって勉強するのにこの方法に出会ってからはかなり助けられました
社会人で今勉強やリスキリングに挑戦している方々、睡眠を味方につけた勉強方法も悪くないですよ

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