今回は看護学校受験当日について、どんな雰囲気だったのか、お伝えしていこうかと思います
午前・学科試験
試験は学科試験が午前中、面接は午後でした
私が受験したのは社会人入試でしたが、10人の枠に40人以上の受験者がいて「これ無理かも…」と思った記憶があります
後から聞いた話だと一般入試の方が倍率は低かったようで社会人入試で落ちて一般で受かった人もいっぱいいました
学科試験はまずは一般教養の試験、つまり国語と数学の試験でした
試験問題は過去問で勉強したものと同等の問題だったのでわからない問題がありつつも焦ることなく回答できたと思います
一般教養の試験の後は作文の試験がありました
作文の題は「私のたから物」というようなものでした
練習でやった通り起承転結を意識しつつ、このお題に対し、家族のことを書きました
家族のことを書いていたら色々思い出してなんだか泣けてきてしまって、作文を書きながら鼻水がやたら出てきて大変でした笑
練習の甲斐あってか書きたいことを所定時間内に所定の文字数で書くことができました

お昼休憩
面接は午後だったのでお昼休憩を挟んでの一日がかりの入試でした
お昼休憩中、周りはどんな受験者がいるのだろうと見渡してみると本当に色々な年代の人がいました
その中でもやたらと目につく人がいて、ちょっと若めの男の人だったんですけど、この人が机の角を曲がるときにめちゃくちゃ直角に曲がるんですよね
キュッキュッ!みたいな笑
例えるなら、運動会の行進で角を曲がる時みたいな感じ
そんなところ先生見ているのかな?と不思議に思いつつ面白くてめっちゃ見てたんですけど、入学後に社会人入試受けた人たちの間では彼のことをみんな覚えていました
肝心の直角さんはどうやらご縁がなかったようですが…
緊張していましたけど、なんだか少し和ませてもらったような気がします
午後・面接
面接は4〜5人の集団面接でした
面接官は3人いて、交互に聞いてくるような感じでした
聞かれたことは前回の準備編で事前に考えていたことが大半だったのでかなりスムーズに答えることができました
ラッキーだったのは面接の席が4〜5人のうちの真ん中の席だったことです
例えば面接官が「看護師になりたい動機を教えてください」などの全員に聞きたい内容の場合、必ず端の人から聞くので、他の人が答えてる間に頭の整理ができたんです
もちろん、他の人の話をちゃんと聞いてますよみたいな顔しながら頭の中ではあれこれ考えるわけです
面接のときに意識したことは
最後の「自信を持つ」は本当に大事です!
自信のなさは必ず態度にあらわれますし、それで余計に緊張して焦ってしどろもどろになって、伝えたいことの半分も伝えられないという状況に陥りかねません
同じ面接グループの中に緊張のあまり「どんな看護師になりたいですか?」の問いに「ぼぼぼくはかかかか看護師になりたいですっっ」って答えた人がいて、その人だけ明らかに面接官の質問の当たりがキツかった人がいました
その人が結構質問攻めにあってたんで、自分がちゃんと面接官に評価されているか心配になるほどでした
面接官はみんな教員だったので、入学した時その先生を見た時は「あの時の面接官だ〜!」と恐怖を感じたのを覚えています
面接の質問は志望動機などの全員に聞くものもあれば、それぞれの個人に合わせた個別の質問がありました
私が個別に質問されたのは仕事のことやお金のことだったと思います
他の方への質問は、主婦っぽい方はやはりお金のことと家事との両立をどうするか、年配の男性は一家の大黒柱として入学後どのように家族を支えていくかなどを聞かれていました
この時の年配の男性はとても落ち着いた口調で自分の主張をしっかりと面接官に伝えていて「この人受かりそうだな〜」と思っていたら、やはり合格していました
入学後に直角さんについて語り合ったうちの一人です笑

試験を終えて
入試試験に向けてしっかりと準備を整え臨んだことで、終わった後はやり切った感で自分的には満足できる内容だったと思います
倍率の高さにはびっくりしましたが、学科試験もそれなりに答えられたし、面接では自分の伝えたいことをしっかり面接官に伝えることができました
合格発表が出るまでの数日間、もし受からなかったら一般を受けるかどうかも考えたりしていましたが、無事に社会人枠での合格をもらうことができました

自分では何もできなくていつも人任せ
周りがどうにかしてくれないかな〜と期待してばかりだった自分が、初めて自分の力で掴んだスタートライン
また一つ自分に自信がついた瞬間でした
今社会人で看護師を目指そうか悩んでいる人、今後看護学校を受験予定の人
学校というものを卒業して何年も経ってからの受験は本当にエネルギーがいることです
ましてや今仕事をしながら、育児をしながら準備をしていくのがどれだけ大変なことかは身をもって体験しているのでよくわかります
けれど、しっかりと準備して対策することで必ず報われますから頑張りましょう
まずは入学しないことには何も始まりません
夢に向かって、一つずつ着実に階段を登っていきましょう
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